自由な構図と色彩 ジル・ゴリチ

現代フランス画壇の巨匠ポール・アイズピリの長男としてパリに生まれ たジル・ゴリチ氏は、16歳でアカデミー・ジュリアンに入学。若くして画 家としての頭角を現し、若干17歳で初個展の成功をおさめ、翌年には サロン・ドートンヌの会員となります。1965年国際形象展への出品を皮切りに、日本との交流を深め、80年代以降、東京、パリ、シカゴ、モナコ、ニューヨークなど世界各地で個展を開催しています。  

 

具象と抽象的要素を見事に融合し、風景や静物をダイナミックな筆致で描き、「半具象」という新たな画境を切り開いた作品は世界各国で多くのファンを魅了しています。
お互いのカラーが相殺されることなく、ヴィヴィッドな色彩を何色も重ね画面を構成する。それはジル・ゴリチのもっとも得意とするところです。そしてその色彩に、彼が積み上げてきた表現方法、製作過程での感情の変遷が重厚さを増したマチエールに反映され、さらに奥深い作品へと紡ぎ出されていきます。  

   

画家であると同時に音楽にも造詣が深いジル・ゴリチ氏。13歳でフラメンコ・ギターに魅せられ、自らギタリストとなり、ピアノ・ハープも弾きこなします。
90年代に具象と抽象の融合という独自の画風を確立するゴリチ氏の作品には、こうした音楽への情熱が投影されています。
“絵はとても自由、描き始めるとどんな方向に行くかわからない”と語るように、多彩で豊かな感性が氏独特のリズミカルでダイナミックな構図を生みだしています。

70代となったジル・ゴリチ氏は、天性のカラリストとして第一線で活躍し続け、近年は世界各地で精力的に個展を開き成功を収めています。その円熟味を増した表現でさらに多くの美術ファンを惹きつけています。そして、今回の展覧会には。年を重ね、彼が蓄えてきた様々な情熱や感情の軌跡が独特の色彩感覚で表現されている最新作約30点が展観されます。  

 



音楽を愛するゴリチ氏。作品制作中もお気に入りのBGMが必需品です。






ジル・ゴリチ氏制作風景

ジル・ゴリチ氏メッセージ

ジル・ゴリチ新作絵画展

会期/3月29日(水)〜4月4日(火)
会場/日本橋三越本店 本館6階美術特選画廊(最終日は午後5時閉場)

三越伊勢丹 TOKYO ART LOUNGEでは、個展開催に先駆けて出品予定の新作をご紹介いたします。(ご予約にてお承りいたします。作品のお渡しは展覧会終了後となります。また、当サイトでご予約頂きましても、店頭で既に売約済みとなっている場合もございます。予めご了承ください。)




作品名:白い蘭の花
素材:油彩・キャンバス
サイズ:50F
価格:3,240,000円(税込)

作品名:ゲッタリー
素材:油彩・キャンバス
サイズ:6F
価格:864,000円(税込)
 

作品名:緑の植物II
素材:油彩・キャンバス
サイズ:8F
価格:1,080,000円(税込)

作品名:
アプロディーテ オーキッド モーヴの背景
素材:油彩・キャンバス
サイズ:6F
価格:864,000円(税込)

作品名:南仏の風景 I
素材:油彩・キャンバス
サイズ:6F
価格:864,000円(税込)

作品名:オーキッド Ⅰ
素材:油彩・キャンバス
サイズ:8F
価格:1,080,000円(税込)

作品名:レモン
素材:油彩・キャンバス
サイズ:10F
価格:1,296,000円(税込)
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作品名:アシエット
素材:油彩・キャンバス
サイズ:5F
価格:756,000円(税込)

作品名:ピアノ
素材:油彩・キャンバス
サイズ:10F
価格:1,296,000円(税込)

ジル・ゴリチ GILLES GORRITI 年譜

1939年 画家ポール・アイズピリの長男としてパリに生まれる
1955年より、グランド・ショミエール、アカデミージュリアンで絵画を学ぶ
1956年 初個展をパリにて開催
1957年 サロン・ドートンヌ会員推挙
1962年 青年絵画展に入選、パリ市買い上げ
1965年 この年より、東京・国際形象展出品(日本橋三越本店)
1981年 父・アイズピリとともに来日
1998年 個展 日本橋三越本店(’2010)
2017年 個展 「ジル・ゴリチ新作絵画展」日本橋三越本店